いざ家庭菜園を始めよう!と思うと一番最初に思うのが、
「土作りって何?どうしたらいいの?」そこで、今回は家庭菜園初心者の僕が調べに調べて実際にやってみた手順を公開します。
この通りにやれば土作りはOK!というくらい手順を細かく書いてみました。
手順と一緒に使う道具も書いてますので、順を追ってやっていけば自然と道具も揃うようになっています。
「これから畑をやってみよう!」と思っている方
「とりあえず勘でやってみてる」という方
ぜひ確認してみてくださいね。
目次
面積を測る
まずは畑にするところの面積を測りましょう。
僕は50㎡でした。
畑の面積を測る時に使う道具
メジャー
これからも使います。今後のことも考えて50mまで測れるものを。
土を掘り返す
土を掘り返します。
植物が育ちやすいように、コチコチをふわふわにしてあげる作業第一弾です。
おおよそ30cm掘り返すイメージで。
ショベルの刃の部分がおおよそ30cmなので、ショベルの刃を土に完全にさして掘り返せばOKですね。
こんな感じで掘り返します。
掘り返した時に石があったら取り除いておきましょう。
掘り返す時に使う道具
ショベル
必須です。農業といえば「クワ」のイメージがありますが、まずはショベルです。
ざくざく掘ってください。
掘り返しにかかる時間
ショベルで土を全部掘り返す、実際にやったらどのくらい時間がかかるものでしょうか。
僕の場合は50㎡で約2時間かかりました。
*休憩時間は含んでいません。
暑い時にはくれぐれも無理をしないようにしましょう。
土を細かくする
畑にはまだ大きな土の塊がゴロゴロしていると思います。こんな感じで。
これを鍬(くわ)で砕いていきます。
土を細かく、柔らかく、ふかふかにしてあげるイメージです。
作物が根っこを張って、水分や栄養を取りやすくしてあげましょう!
土を細かくする時に使う道具
農業と言えば!の鍬(くわ)ですね。
他の作業でも使うので必須です。
土のph値を計る
続いて、土のph値を計ります。
この値は作物の生育に大きな影響を与えるのでちゃんと計りましょう。
土作りで「石灰を土にまきます」と言っているのは、このph値が酸性だった時に行うことです。
まく必要のない石灰をまいたり、過剰にまいたりすると作物が病気になりやすくなるなどの弊害があるので注意です。
計り方は簡単。
器械を土に挿すだけです。
土のph値を計る時に使う道具
土に挿して使うタイプが一番簡単です。
僕は水分量や日照度も一緒に計れるものにしました。
土に石灰をまく
石灰を「買う」前に、必ず2つのことをやっていてください。
- 土のph値を計る
- 作りたい作物を決める
苦土石灰、有機石灰共に1㎡あたり100gでph値が1.0アルカリに近づくと言われています。
*まぜこむ時の深さや土の質でも変わってくるので目安として捉えてください。
ホームセンターに行ったけど石灰の種類が多すぎてわからない!という方はこちらをご覧ください。細かいことは置いておいて、わかりやすく石灰の種類を解説してみました。
土に石灰をまく時に使う道具
鍬(くわ)でいきましょう。
オススメ石灰
ホームセンターで買うと20kg〜なんですが、家庭菜園レベルであればそこまで必要ないことがほとんどです。
1kgなどの少量はネットの方が便利です。
苦土石灰
1kg
5kg
有機石灰
1kg
5kg
土に肥料を混ぜる
続いて肥料を土に混ぜましょう。
ただし、石灰をまいてから1週間から2週間程度経ってからにします。
どんな肥料を混ぜるか
せっかく自分で作るならなるべく安心で安全なものを、ということで僕は有機肥料を選択します。
肥料をまいたら鍬で混ぜ込んでいきましょう。
土を平らにならす
いよいよ佳境ですね。
最後に土を平らにならします。ならしている時に土を踏むと、土作りをする前とは柔らかさが大きく違うんですよね。
目指していたふかふかふわふわになりましたでしょうか。
土を平らにならす時に使う道具
「レーキ」という道具を使うと便利です。
農地の大きさによっては、鍬で大雑把にならしてからスコップでやってもいいかもしれませんね。
これで土作りは終わりです。お疲れ様でした。
後は作りたい作物によって、畝を立てたりしてあげてください。
家庭菜園の土作り基本の「き」。家庭菜園初心者でも安心な完全マニュアル。:まとめ
土作りの手順は以下の通りでした。
- 面積を測る
- 土を掘り返す
- 土を細かくする
- 土のph値を計る
- 石灰をまく(必要に応じて)
- 肥料を混ぜる
- 土をならす
自分で作った野菜の美味しさ、一緒に味わいましょう!
農作業も、ちょっとオシャレしてテンション上げてやりたい!という方はこちらの記事をどうぞ!
石灰の種類をざっくり押さえておきたいという方はこちらをどうぞ!