農地や空き地の雑草を処理したい
駐車場や庭の雑草が伸びると困る
雑草って次から次へと生えてくるので、処理が大変ですよね。
そんなときに便利なのが草刈機(刈払機)です。
で、いざ買おうと思うと意外と種類がたくさんあるんですよね。
日常的に使うものでもないので、目新しいことばかりで比較するにも一苦労。
もう何を買っていいのかわからない!となりますよね。

今回は、そんな草刈機ラビリンスに迷い込んで、散々調べて、農家さんにも聞いて、ようやく草刈機をゲットした僕が
草刈機を選ぶときのたった5つのポイントをお教えします。

目次
草刈機の検討を始める前に「使うシーン」をイメージする

いきなり草刈機の検討を始める前に、まずは自分がどんなシーンで草刈機を使うのかをイメージしましょう。
なぜなら、使うシーンによって適した草刈機が変わってくるからです。
例えばこんなシーンが考えられますね。
家の庭を手入れをしたい?
家から少し離れた駐車場の手入れをしたい?
刈りている農地の手入れをしたい?
開墾をしたい?
イメージできましたか?
ではもう1つだけイメージしてみましょう。
草刈機の検討を始める前に「使う頻度」をイメージする

イメージすべきもう1点は、使用頻度です。
週に1回?
毎日?
3ヶ月に1回?
イメージしましたか?
ここまでで例えば
- 1ヶ月に1回、近所にある駐車場の草を刈りたい
- 1週間に1回、農地の草を刈りたい
という具体的な利用シーンが出てきたかと思います。
細かくなくていいです。
ざっくりでいいです。
それでは、草刈機を選ぶ時の5つのポイントをご紹介します。
草刈機を選ぶときの5つのポイント

草刈機は、その名の通り「草を刈る」機械です。
目的がシンプルなので、5つのポイントもとってもシンプルです。
それがこちらです。
草刈機を選ぶときの5つのポイント:
- エンジンの排気量
- 重さ
- 燃料or電気
- 刃かナイロン紐か
- 持ち手の形
それでは1つずつみていきましょう。
エンジンの排気量
エンジンの排気量はズバリ、刃の大きさと駆動時間に影響します。
草刈機は大体22ccから27ccくらいです。
プロ向けのものはもっと大きなものもあります。
エンジンの排気量が大きければ、
大きい刃がつけられるのでより固いものが切れる
駆動時間が長くなるので、一度の作業を長くすることがきる
というメリットがあります。
一方で、デメリットは排気量が大きくなると重くなるということです。
排気量が大きいものでなんでも切れるやつがいい!は正義か。
僕の草刈機の利用シーンの1つに、開墾がありました。
なので、排気量が大きくてなんでも切れちゃうやつにしよう!
と思っていました。
が、農家さんからの金言を受けて考えを改めました。
その金言はこれです。
太い木や竹はそれ専用のもので切った方が早くて効率的その通りなんです。
草刈機はあくまでも草刈機なので、草を刈ることが目的ですからね。
欲張ると、大変です。
排気量が大きいもので、長く草刈機を使いたい!は正義か。
草刈機には、連続駆動時間の目安が書かれています。
40分から50分程度が定められています。
僕は当初、
広いところをやるから、駆動時間が少しでも長いものがいい!と思っていました。
ですが、実際に買って草刈りをしてみると全然違います。
僕はかなりの筋骨隆々です。
182cm/82kgです。
そんな僕が4.2kg(燃料の重さ除く)の草刈機を50分使い続けたら、腕と足が疲れまくりました。
僕よりも小柄な方が草刈機を40分も50分も使うのは体に相当の負担がかかると思います。
したがって、排気量からくる駆動時間のわずかな差は気にしなくていいというのが僕の結論です。
重さ
2点目は重さです。
結論です。
軽いが正義です。これは実際僕が草刈機で草刈りをしての感想です。
やる前:

やった後:

大事なことなので、2回言います。
軽いが正義です。
燃料or電気

3点目は燃料にするか、電気充電式にするか、です。
草刈機には3つのタイプがあります。
- 充電式
- ガソリン
- 混合オイル
それぞれ簡単に見てみましょう。
充電式
充電式掃除機を思い浮かべてもらえればわかりやすいですね。
草刈機は1時間から2時間ほど充電して、30分前後使える、というものが多いです。
家で、たまに少し草刈りをする、くらいならいいかもしれません。
ガソリン
車と同じガソリンを使うタイプの草刈機もあります。
排気量が大きいタイプに見られます。
パワーは出ますが、車と同じでオイル交換が必要なので管理がちょっと面倒です。
混合オイル
混合オイルは「ガソリン」と「オイル」が混ざったものです。
草刈機の燃料と言えばこの混合オイルが一般的です。
充電式でもなく、でもプロ仕様でもない、という一般的な草刈機を購入する場合にはほぼ必ずこれになります。
混合オイルはホームセンターにもガソリンスタンドにも置いているので実はとっても入手しやすいので、気にせずこのタイプを選びましょう。
刃かナイロン紐か
草刈機というと、先端の草を刈る部分が「金属の刃」になっていることをイメージするかと思います。
しかし、ナイロン紐のタイプもあるんです。
これは、用途によって明確な違いがあります。
駐車場の隅っこ(アスファルトのキワに生えている草)や庭など柔らかい草を刈るのがメインなら紐。
農地で使う、固い草を刈るなら刃。
農家さんは両方持ってることも珍しくありません。
ここのポイントは、1本の草刈機で刃もナイロン紐も両方使えるということです。
付け替えが可能なんです。なので、最初にナイロン紐タイプを選んだからといって刃が使えない、ということはありません。
追加で購入すれば付け替えて刃を使うこともできます。
最初に購入する際にはイメージした用途に合わせて刃かナイロン紐かを選び、
その後利用状況が変化してきたら刃またはナイロン紐の部分だけを追加購入する
というのがいいでしょう。
持ち手の形
持ち手には主にループハンドルとU字ハンドルという2つの形があります。


斜面の草刈りがメイン!ということでなければU字ハンドルのものを選べばOKですね!
草刈機を選ぶときの5つのポイント:まとめ

長くなりましたが、草刈機を選ぶときの5つのポイントをまとめます。
忘れちゃいけないのは、草刈機は草を刈るもの!ということです。
自分が草刈機を使うシーンをイメージしながら、この5点を考慮しておきましょう。
- エンジンの排気量
- 重さ
- 燃料or電気
- 刃かナイロン紐か
- 持ち手の形
基本、軽いは正義です。
上の条件で選んでいくと、最後には候補が2,3本くらいになります。
あとはフィーリングで!
ちだが自分用に選んだ草刈機

この商品は、ちだが実際に買って今も使っているものです。
■ちだが選んだ理由
パワーがあるのに軽いから!
排気量が26.9ccなのに4.2kgは素晴らしい!!
ちょっと探せばわかりますが、4.2kgは相当軽い部類です。
女性や高齢の方でも使えますね、これは。
コスパ的にも最高だと言えます。
■ちだの用途
開墾
農作業中に生じる草刈り
何にでも使えます。
農家さんからも、軽くてパワーがあっていいね!のお墨付き!
駐車場や庭など家庭で使うときのオススメ草刈機
いろいろ見ましたが、ちだが買うならこれ一択ですね。
■理由
充電時間が90分と長いものの、稼働時間も50分と充電式としては非常に長い
分割が可能なのでしまうときにコンパクトになる
選べるハンドルの形が多く、用途によって選択できる
比較してみて、コスパがかなりいい
草刈機の付属品
草刈機を買うなら、必要な付属品も一緒に購入しておきましょう。
替え刃
排気量が25ccより大きい草刈機用
ナイロン紐
混合オイル
燃料タンク
いかがでしたでしょうか。
ホームセンターに行って、自分の用途を伝えると色々選んでくれたりもするので一度足を運んでみるのもオススメします!
以上、「【草刈り機(刈払機)の選び方】田舎に移住した僕が5つのポイントを教えます。」でした!