夏といえばスイカです。
でも買ったスイカが甘くなかったり、中が空洞だったりすると尋常じゃないがっかり具合になりますよね。
なので、失敗しないスイカの見分け方、選び方をスイカのプロ農家さんに聞いてみました。
すると、その方法がとてもシンプルだったのです。
チェックするところはたった3つでした。
- つるの根元を見る
- 軽くコンコンする
- 凹みを確認する

目次
つるの根元を見る
スイカは
とれたてが一番美味しい野菜です。
*スイカは果物ではなく野菜です。
野菜や果物によっては、採ってから少し置いた方が美味しくなるものもあります。
バナナはその代表例ですね。
しかし、スイカは採りたてが一番甘いんです。
そして日が経つにつれて、甘みが落ちていくんです。
したがって、売り場に置いてあるスイカのうち一番新鮮なものが一番美味しい状態、ということですね。


新鮮なスイカ、それは
つるの根元が緑色で大きいものです。
どういうことか。
スイカは採りたてが一番美味しいので、畑にあるものが一番美味しいということになりますね。
ということで、

畑にあるスイカはこんな感じです。
ぐっと寄ってみます。
これが、一番新鮮な状態のスイカです。
さらに、この部分が大きければ大きいほど
栄養をたくさん吸っているのでそのぶん美味しくなる、というわけなんですね。
一方で、採ってから日が経つにつれて頭頂部分は茶色く干からびていきます。
味が落ちている証拠です。
頭頂部分が茶色く干からびているものは避けたほうがいいですね。
軽くコンコンする
続いての美味しいスイカの見分け方は、スイカの表面を軽くコンコンすることです。
これは、中が空洞になっていることを確認するという意味があります。
空洞になっているかどうかは、コンコンしてみないとわかりません。
そして、実はスカスカを見分けることはスイカを作っているプロでも難しいんです。
だから、稀にスカスカスイカに当たっちゃうんですね。


軽くコンコンでスカスカスイカを見分ける方法
軽くコンコンしてかえってくる音で見分けます。
高い音→大丈夫
ボンボン、グワングワンのような低い音
→スカスカスイカの可能性あり
低い音がかえってきたら要注意です。
軽くコンコンする時の注意
しつこく軽くコンコンと言っているのは、手のひらでバシバシ叩くと割れるからです。
スイカは思ったよりも簡単に割れます。
サイズが小さければ小さいほど簡単に割れます。
もし目の前でスイカをバシバシ叩かれてたら、かなり厳しめの口調で注意させてもらいます。
なので、スイカをコンコンしたい時には
会社の面接の時にドアをノックするように優しくコンコンしてください。
ちだからのガチなお願いです。
大事なことなのでもう一回言います。
スイカをコンコンしたい時にはドアをノックするように優しくコンコンしてください。
凹みを確認する
スイカのどこかが大きく凹んでいたり変形していたりしていたらスルーしましょう。
凹みや変形があるものはスーパーに並ぶことはまずありませんが、
もしあなたが今直売所や小規模な商店にいるのであればもしかすると凹みや変形があるスイカがあるかもしれません。
凹みや変形があるスイカは中が空洞になっている可能性が高いです。
スルーしましょう。
【農家さん直伝!】3つだけチェック!失敗しないスイカの見分け方:まとめ
失敗しないスイカの見分け方は3つでした。
- つるの根元を見る
- 軽くコンコンする
- 凹みを確認する
■つるの根元
スイカは採りたてが一番美味しい!
つるの根元が緑色であればあるほど新鮮な証拠!
茶色になっているのは×
つるが太いほうが栄養をたくさん吸っている!
つるの根元が大きいほど栄養をたくさん吸った証拠!
■軽くコンコン
コンコンして低い音がかえってきたら中がスカスカかも。
手のひらでバンバン叩かない!優しくノックする!
■凹みを確認する
大きな凹みや変形は中が空洞になってる可能性があります!
いかがでしたでしょうか。
夏、スイカの美味しい季節。
みなさんぜひ美味しいスイカを楽しんでください!

丸ごとスイカを切り分けるなら、大きな包丁があると手軽さ10倍ですよ。