伊豆に住んでいながらなんだかんだで週に一回は二郎系を食べています。ちだです。(@c_dalio)
さて、恒例の週一二郎欲がやって参りました。とりあえず一回は考えます。
湘南藤沢店まで2時間強、電車代往復3,000円払って食べに行く?
近場のインスパイア、30分で着くけど1,200円払って食べに行く?
結構どちらも本気で揺れます。でもやっぱり、湘南は遠いし時間ないし金かかるし。インスパイアは満足度が低すぎだし。
で、結局最も合理的に二郎欲を収める方法に落ち着きます。
今回は千葉県松戸市にある雷 本店のレポートです。
目次
宅麺とは
その前に、宅麺とは何か、本当にお得で合理的な選択肢なのかを簡単に。
宅麺.comの概要
宅麺.comはその名の通り「ラーメンの宅配」です。「あの店の味」が自宅で味わえるサービスですね。え?スーパーで売っているような「名店の味」とはどう違うのかって?
全然違うんです。
お店で使っているスープ、麺をそのまま凍らせているんですね。つまり、お店の味「そのもの」なんです。
「家」で「本物の二郎系」が(なんかややこしい)食べられるんですね!僕は最初に食べた時本当に感動しました。
宅麺は本当にお得なのか
では、宅麺って本当にお得なんでしょうか。
これも僕なりの結論が出ています。結論は
圧倒的にお得
です。
おおよその比較表はこんな感じです。
宅麺一食:1,400円!!
*送料含む。一度に4食頼んだ場合。伊豆居住の場合。
地元のパクリ店一食:1,230円
移動時間片道:30分
*車移動。金額は僕が満足できるメニューを頼んだ場合。
直近の直系二郎湘南藤沢店一食:830円(安い!)
交通費片道:1,460円
移動時間片道:2時間
*メニューは小豚。移動は新幹線を使わない場合。
いかがでしょうか。
「交通費」「移動時間」「満足度」全てにおいて宅麺の圧勝だと僕は思います。
送料などの詳しい検証は【宅麺レビュー】地方二郎難民に告ぐ:魔人豚の満足度はパクリ店舗をはるかに超えている【二郎系】をぜひご覧ください。

宅麺で二郎系:雷 本店を注文したよ!
今回レビューするのは千葉県松戸市にあり、ラーメンデータベースでは88.5ポイントの「雷 本店」さんです。
この「雷 本店」ですが経営母体はあの超有名店「とみ田」さんなんですね。
知らなかった。
どうやらとみ田さんの店主が二郎系を好きで、自分で作ってみたというのが始まりのようです。
宅麺のランキングでも「二郎インスパイア系」で常に上位に来る人気店。
これは期待が高まりますね。
ちなみに1位の夢を語れ東京の記事はこちら
宅麺で届いた雷本店の中身を確認
袋を開けると、作り方やオススメトッピングなどが書かれた紙が登場します。これは宅麺で注文できる全店共通。
麺が200gとかなり少なめ。
他のお店は概ね280-290g程度なので非常に残念です。
中身は2つに別れて入っていました。
他のお店のように「味付け脂」もないので麺、スープ(豚入り)ですね。
それでは調理開始です。

宅麺:雷本店の調理開始!
それではいよいよ調理開始ですね。
まずはスープを湯煎します。
二郎系と言えば大量のキャベツとモヤシ!スープの隣で茹でます。1口コンロの場合は、スープ湯煎→別に沸かしたお湯につけておく→その間に野菜、麺を茹でる→最後にもう少しだけスープを湯煎する、で良いですね。
雷本店の場合には、注意書きに「味が濃いから茹で野菜を用意したほうがいいよ」と書いてあるのでより必須です。
野菜が茹で上がったら、その鍋で麺を茹でます。
麺はこんな感じ。かなり少なく感じます。
そのまま沸騰しているお湯に入れてこのくらいの火加減を維持します。
差し湯はしてもしなくてもいいです。しない場合、ふきこぼれそうになったら弱火にしましょう。
茹で加減の目安時間は書いてありますが、お好みで。
たまに一本出して食べることをお勧めします。
丼にお湯をはって準備。
もうこの辺はルーティンです。
丼がない?何度も言いますが、まじで買ったほうがいいです。溢れます。
脂がないとなんか調理工程もものたりません。
さて、いよいよ湯煎していたスープを取り出します。気持ち、振ってから丼に投入します。
なんか他のお店と比較してスープの入れ物の素材感が高級そう。高そう。
丼に移すとこんな感じ。かなりのニンニク臭がして来ます。相当量がスープに溶け込んでいますね。食べた後人に会う予定を入れるのはやめたほうが良さそうです。
そしてかなりの粘度の高さ。
どろっどろです。
この辺はとみ田のつけ麺のつけ汁を想起させます。とにかくどろっどろ。
続いて麺を湯きり。
やっぱり、少ない。
見た目は完全にとみ田のそれです。少し太いのかしら?くらい。
早速丼に入れてみましょう。
もう、油そばか!ってくらいスープの量が少ないですね。
果たしてどんな感じになるのでしょう。
野菜→豚の順番でトッピングして、こうなりました。
調理の所要時間は、
ここから
ここまでで
約20分です。
外に食べに行くことを考えると、非常にお手軽ですよね。
宅麺:雷本店実食
初の「雷本店」の実食です。
■麺
ちょっと太めのとみ田です。
もちもちムチン、とした食感で粘度の高いスープをとにかく持ち上げます。かなり持ち上げます。
スープがかなり強いのですが、麺の存在感も非常に大きいので結果、お互いが負けるどころか相乗効果を発生させます。

■豚
大判な豚が一枚。バラ。美味しいですが、特筆すべきところはないです。
やっぱり豚は一枚だと寂しい。
一番大事なことです。
豚(チャーシュー)の枚数は2枚とは限らない
比較画像です。
魔人豚「アブラ増し豚2枚」表記
魔人豚「実物」
雷本店表記
雷本店「実物」
こういうカラクリ、ですね…
■スープ
ぷかぷか脂がすごいですね。
さらに溶け込んだニンニクの量もすごいです。
そしてねっとり粘度も高いです。ドロドロ。
これは確かに野菜必須。
宅麺:雷本店オススメトッピング
■茹でキャベツ&モヤシ
あったほうが5倍くらい美味しいですね。
と言うか、ここにはキャベツ&もやしは超必須です。
でも野菜の水分で薄まるのが嫌!と言う方は「つけ麺形式」で食べるのも面白いですよね!
■青ネギ
これですね。
ちょっと面倒ですが、これがあると清涼感が違います。二郎を食べているにも関わらず清涼感を求めるのはどうなのかですが、違います。
豚にも、麺にも、スープにも野菜にも合います。
どうせキャベツを切るので、その時に一緒に切ってしまいましょう。
宅麺:雷本店まとめ
ほぼとみ田です。
麺も、スープも、「二郎風」の「とみ田」です。
個人的に量が少ないことがネックですが、一方で麺200gなんか適量だろ!という方の方が多いことも認識しています。
「二郎系の入門編」
にはぴったりではないでしょうか。
満足度は本当に高いので、地方にいて二郎を食べたくなったら地元の「パクリ」二郎よりも宅麺が確実ですね。
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