地域おこし協力隊の募集要項を見ると、最も目につくのが
情報発信
という単語です。
実際、ブログやfacebookなどで情報発信を任される協力隊の方は非常に多いかと思います。
私は伊豆の国市の地域おこし協力隊として特に任されたわけではありませんが、情報発信を勝手にしています。
今回は自分が実際に情報発信を続けていた中でこれを気をつけたら
- 読んでくれる人が増えた
- 好意的なリアクションが増えた
3つのことを紹介します。
それは
- 誰に向けて書くかを決める
- 記事のタイトルを具体的に書く
- それを知れたらありがたいなぁという情報を盛り込む
これらを気をつけるだけで
いつも会うあの人に
「最近ブログ面白いね」
と言われたりするかも知れません。
全然知らない人に、
あなたのブログが読まれる
かも知れません。
せっかく情報発信するなら、見て欲しいですもんね。
その記事を誰に向けて書くかを決める
記事ごとでいいです。
ざっくりでいいです。
を決めましょう。
地域のイベントに行ったことを書きますか?
それは誰に読んで欲しいでしょうか。
その地域の人ですか?
も少し広くして、その市町村の人ですか?
隣の県の人ですか?
もっと遠い都市部の人ですか?
性別は男性ですか?女性ですか?
年齢は低め?高齢の方??
誰に向けてでもいいんです。
でも、先にここを決めると記事の内容は変わりますよね。
例を挙げてみます。
都市部の移住を考えているサラリーマンに向けて書いた記事
ちだがやっている別ブログではこんな記事を書いてみました。
これは、
- 都市部の居住者
- 移住を考えている
- 移住先から東京へ通勤ができるかを考えている
という人に向けて書きました。
想定読者年齢は20代後半くらいから30代くらいまででしょうか。
これくらいまで絞ると、後ほど書きますが
どんな客観的な情報が欲しいかな
というのがはっきりしてきますね。
その地域の人およびその市町村居住者に向けて書いた記事
次はいわゆる内向きの記事です。
これは、
- 記事で取材した地域の居住者
- 伊豆の国市の居住者
に向けて、みなさんが住んでいる市内には、こういう地域の取り組みもありますよという内容です。
地域おこし協力隊の情報発信は何も完全な外部に向けてだけやる、という必要はないと思っています。
むしろ、地元の方の
ここで生まれて育ったのに、そんなことは知らなかった
という事実に目を向けられるのは地域おこし協力隊の強みだと思っています。
また、こういう記事の時には客観的な情報よりも情緒感や想い、感動や驚きと言った生の感情を書くのが良さそうです。
記事のタイトルを具体的に書く
僕も書き直す必要がある記事が多々ありますが、タイトルは具体的に書いた方がいいです。
■タイトルが具体的じゃない例:
タイトル「今日の協力隊日記」
中身
今日は◯◯町で一番景色がいい!と個人的に思っている△△に行ってきました!
—
タイトルを具体的に書き直してみます。
—
■タイトルが具体的な例:
タイトル「インスタ映えハンパない!◯◯町の△△は隠れ絶景スポット!」
中身
今日は◯◯町で一番景色がいい!と個人的に思っている△△に行ってきました!
—
あー、見たくなりますね。
というか、僕もこのタイトルで一記事作ろ。どこがいいかな。
それを知れたらありがたいなぁという情報を盛り込む
最後に気にしたいのは、
読んでいる人にとって役に立つ情報が入っているかどうかです。
例えばこの記事では、僕の地元「伊豆長岡温泉」に来た観光客の方々がお土産に温泉まんじゅうを買うとしたらどんな情報がいるかな、と考えました。
- 車で来るなら駐車場の有無は欲しいな
- 営業時間は欲しいな
- 価格は欲しいな
- 他のお店、という選択肢があるかないか
- ざっくりの位置関係を把握するために地図が欲しいかな
などなどです。
内向きの地域行事の記事でも、誰に向けて書くかによって
- 開催頻度(年に1回?毎週?)
- 外部者の参加はできる?
- 駐車場はある?
- トイレはある?
- 参加費はかかる?
- 何時間くらいやってる?
- 途中の入退場はできる?
- 早く行かないと売り切れる?
- 虫除けスプレーや軽く羽織るものとかいる?
などなど書くべき情報が変わって来るでしょう。
(この視点で今自分の記事を見返すと、ほとんどできていない。)
役立つ情報があるかどうか、を最後にしたのは、誰に向けて書くかでその内容が変わるからです。
なので、最初の「誰に向けて書くかをざっくり決める」というのは大事なんですね。
地域おこし協力隊が情報発信する時に絶対に気にしたい3つのこと:まとめ
地域おこし協力隊が情報発信する時に絶対気にしたいことは以下の3つでした。
- 誰に向けて書くかを決める
- 記事のタイトルを具体的に書く
- それを知れたらありがたいなぁという情報を盛り込む
僕はこの3つを気にするようになってから、読んでくれた方々の反応が大きく変わりました。
せっかく発信するのだから、一人でも多くの方に読んでいただきたいですよね。
陰ながら、応援しています。
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