ブログ記事を書いていざアップしよう!という時に困るのが
アイキャッチ
ですよね。
そんなアイキャッチ作成によく使われるのがCanvaとCover2です。
今回は2つのツールを実際に使って比較してみました。
■先に結論■
多機能だけど動作が少し重め。出来上がりがリッチなCanva
シンプルでその分軽く使える。出来上がりもシンプルCover2
用途やブログの方向性で使い分けましょう!
シンプルイズベスト「Cover2」
アイキャッチはシンプルが良い、という方にオススメしたいのがCover2というサイトです。
https://cover.nemoinc.jp
とにかく軽くて、シンプルなアイキャッチがサクサク作れます。
本当にサクサク作れます。
実際に使ってみました。
Cover2でアイキャッチを作る
Cover2のトップ画面がこちら
見た目からして超絶シンプルですね。
それでは簡単なアイキャッチを作ってみます。
文字を入れる
まずはテキストを打ってみましょう。
右上の「TEXT」に文字を入力します。改行をすると改行も反映されます。
入力した文字は画面中央に配置されます。
「FONT」のボタンを押すといくつかのフォントを選択できます。
選べるフォントはこれくらい。それっぽいものに変更します。同様に色も変更が可能ですね。
背景を変更する
続いて背景を変更してみます。
こんな感じにしておきます。
背景として画像ファイルを取り込むこともできます。
ドラッグ&ドロップで。
画像を消去したい場合には、アップロード画像の右上にあるバツボタンをクリックします。
すると、表示されていた背景画像もろとも消去されます。
できあがったアイキャッチをダウンロードする
完成したアイキャッチをダウンロードします。
画面右下にある「EXPORT」にある「DOWN LOAD」をクリックします。
形式は「PNG」か「JPEG」が利用可能です。
画面が切り替わるので、少し待てばOKです。
機能も使い方も非常にシンプルなので全く迷うことはありませんね。
coverで作った画像のタイトルとサイズ
これが実際にcoverで作った画像です。
画像中央上に表示されていますが、作成した画像のタイトルは「Sample」となるようです。
画像の大きさは
幅1,200 × 高さ630 ピクセルになります。
重さは40kbと極軽。画像が入っていないので当然ですが。
新規作成したい
coverで新規の画像を作成したいときは、画面左上の「Cover2」というロゴをクリックします。
すると、新規画面が開いて入力した文字やフォント、背景などすべての情報が初期化されます。
その前に作成していたデータは保持されません ので、欲しいデータは忘れずダウンロードをするようにしましょう。
Cover2のメリット
それでは、実際にCover2を使ってみて感じたメリットをまとめます。
システムが爆速
とにかく動作が速いです。
画像編集システムはどうしも動きがもっさりしたりフリーズしたりすることがありますが、Cover2はそれが全くありません。
UIがシンプル
UIが非常に直感的でわかりやすいのも特徴です。
「誰でも」
「簡単に」
「スタイリッシュなものが作れる」
ということが言えます。
Conver2のデメリット
一方でデメリットもあります。
一言で言うと、シンプルな機能なのでできることが非常に限定的、というところでしょうか。
写真が動かせない
写真の挿入はできますが、上にも下にも横にも一切動かせません。
写真をちょっとずらしてかっこよく、などということはできませんね。
あらかじめ写真をトリミングしておくなどの加工が必要になってきます。
入力文字が長いと、切れる
テキストが表示されるスペースの大きさが固定なため、文字が長いと横がはみ出ちゃいます。
適切に改行をしてやらないといけませんね。
テキストが表示される場所が固定
テキストが表示される場所が、画面中央に固定されています。
動かせません。
角に寄せる、的小じゃれ感は出せません。中央一本勝負。
ちょっとだけ不器用。
Cover2まとめ
非常にシンプルな機能のCover2はこんな方にオススメです。
アイキャッチ作成に時間をかけるよりも記事内容を充実させたい方
本業が忙しくアイキャッチ作成にそもそも時間をかけられない方
がCover2のキャッチコピーでしょうか。
多機能なCanva
ブロガー界隈にはもやは説明不要なツールですね。
https://www.canva.com
一部有料ですが、無料版でも非常に多機能。それはそれはおしゃれな雰囲気を醸します。
実際に使ってみました。
Canvaでアイキャッチを作る
Canvaを利用するには登録が必要です。
メールアドレスかGoogle+で簡単に登録できるので、めんどくさがらずにやりましょう。
登録したらすぐに利用ができます。
サイズを決める
Canvaでは、先にどの大きさの画像を作るかを決定します。
インスタの投稿用写真なのか、Facebookの投稿用か、など事前に用意されたサイズから選択が可能です。
これならファイルをいざ使ってみたら表示が変だった、というような事態は避けられますね。
さらに、画像の大きさを指定して作ると言うこともできます。
今回はcover2と比較できるように、同じ1,200×630pxを指定してみます。
画像の右上「画像サイズを指定」をクリックします。
すると、サイズが指定できる画面に遷移するので数字を入力します。
そして「デザインする」をクリックするといよいよ開始です!
文字を入れる
Canvaでも同様に文字から入れてみます。
画面左側、縦に並んでいるタブから「テキスト」を選択します。
文字の大きさは大きくていいので「見出しを追加」クリックします。
すると以下のようになります。
このテキストボックス内に自由に入力してもいいということですね。
MicroSoftのWordのテキストボックスに近い(というか同じ)と考えていただいてOKです。
では、テキストボックス内に入力してみます。
フォント、フォントサイズ、フォントカラー、太字などの処理は画面上部のボタンをクリックします。
利用できるフォントは非常に多く、またオリジナルのフォントをインストールすることも可能です。
どんだけすごいのよ!Canva!!
一部分だけの色を変更することも可能です。
さらにさらに、テキストボックスは動かしたり回転させたりすることが可能です。
なので、こういうこともできます。
テキストだけでもこんなにいろんなことができるんです。
かなりすごい…
画像を取り込む
もちろん、画像を取り込むこともできます。
縦に並んだタブのうちアップロードを選択して、ドラック&ドロップで。
アップロードが終わると、画面のようにファイルが一つ追加されたのがわかります。
そのファイルをクリックすると、編集部分に画像が表示されます。
表示された画像は、大きくしたり小さくしたりはもちろん。
位置を変更したり、少し透過させたり、簡単な加工をしたりが可能です。
例えばこういう風にできます。
簡単な画像加工までできてしまう、というのは革命的ですね。
時間がいくらあっても足りません。
図形や線、イラストを入れる
さらに、丸や三角などの図形を入れることもできます。
直線や曲線、Canvaに登録されているロゴやイラストも挿入可能です。
ここでは、図形を入れてみます。
縦に並んだタブから素材をクリックします。
さらにその中から図形を選択。
色々入れてみて、例えばこんな感じ。
慣れればここまで10分程度でしょうか。
できあがったアイキャッチをダウンロードする
完成したアイキャッチをダウンロードします。
画面右上にあるダウンロードをクリックします。
形式は「PNG」「JPEG」「PDF」が選択可能です。
すぐにダウンロードが始まります。
無事ダウンロードができていました。
ただ、777kbとアイキャッチにするには重すぎますね。
画像も使っていますし、サイズも1,200×630と大きいので当然ですが。
Canvaのメリット
それでは、実際にCanvaを使ってみて感じたメリットをまとめます。
多機能
ご覧の通りの多機能ぶり。
普通にブログのアイキャッチを作ろうと思ったら困ることはまずないと思います。
ワードプレスのリダイレクト設定方法を書いた記事ではCanvaを使って図解に挑戦しました。
こんな感じで。
それはもう超簡単に作れました。
何を使わないかを決めるのが重要というくらい、多機能です。
なんとなくおしゃれ
なんとなくオシャレ。
これって超大事だと思うんですよ。
なんとなくオシャレ。
Canva提供側からしたら計算通り!なんでしょうけど、なんかこれを使ったら簡単にオシャレなものが作れてしまうと錯覚しちゃうくらいオシャレです。
Canvaのデメリット
一方でCanvaデメリットもあります。
もうお分かりですね。
動作がもっさり、カクカクすることがあります。
図形などの表示が遅れることがあります。
多機能であるがゆえのものですね。
PCスペックが高ければ問題ないのでしょうか。
Canvaまとめ
多機能で、何でもできると言い切ってしまってもいいくらいのCanvaです。
確かに動作は重いのですが、それを補って余りある機能。
そして何かオシャレなものを作りたいと思わせるその雰囲気。
作成したファイルのダウンロード中に現れる名言も相まって、
自分のテンションを上げてくれるツールとも言えるかもしれません。
ブログのアイキャッチ「Canva」と「Cover2」どっちが良い?比較してみた。:まとめ
「シンプル爆速」が売りのCover2
「多機能じっくり」が売りのCanva
戦うフィールドが違うので優劣はつけられないというのが結論です。
シンプルなアイキャッチでOKという時にはCover2を
ゴリゴリにやってしまいたい(またはテンション上げたい)という時にはCanvaを
時間がないからスピード優先!ならCover2を
アイキャッチ1つで伝えきる!というならCanvaを
というように使い分けるのが一番良い選択なのかもしれません。
ぜひどちらも使ってみてくださいね!