今は都会に住んでるけど、農業の知識もないけどいずれは
新規就農をしたい!
田舎で農家カフェや民泊したい!
そんな方、必読の本を発見してしました。
その名も
知識ゼロからの現代農業入門です。とにかく農業界隈初心者には必読!
農業界隈初心者に知識ゼロからの現代農業入門をオススメする理由

まず、僕は農業界隈の知識がゼロです。
東京でサラリーマンをしていた頃は、
なんで冬ってナスが高いのかしら??
と思っていたくらいです。
まさに、パンがないならケーキを食べればいいじゃない状態。
そんな農業マリーアントワネットな僕が、この本を読んだら

と農業全般を広く知ることができました。
さらにさらに、そもそも僕がこの本の存在を知ったのは元JA(農業協同組合。農業のプロ集団。)職員で現ブロガーのゆかたんさんがオススメしていたからなんです。
農業に関する本ってものすごく種類があるんですよね。
僕みたいな素人が農業のことを広く浅く知りたいと思っても、何を読んだらいいかわからない。
そこで農業のプロが初心者が広く浅く知るならコレ!と言ってくれているんです。
ありがたーーーーい!
ということでオススメポイントをまとめると
- 農業に関する様々なことを広く知ることができる
- 農業のプロが初心者用としてススメるくらいわかりやすい
となります。
本当にオススメです。
知識ゼロからの現代農業入門には何が書いてあるのか

知識ゼロからの現代農業入門にはこんなことが書いてあります。
- 農業はこうして成り立っている
- 日本の農業を支える人・組織・制度を知る
- 稲作経営の基本と米作りの”いま”を知る
- 野菜・果樹・花弁をめぐる”いま”を知る
- 畜産経営の基本と畜産の”いま”を知る
- 世界の食料事情と日本との関係を知る
- これからの日本農業の可能性と課題を知る

となると、次に考え”がち”なのがこれです。

趣味でやるなら、気にしなくていいと思うんです。
でも、生業として取り組むなら、商品として何を作るかってとっても重要なポイントですよね。
何を作るかで売上・収入が左右されるのですから、決めるためには様々なことを考える必要があると思っています。
すると、農業にまつわる様々なことがらを広く知っておく必要があります。
知識ゼロからの現代農業入門には知っておくべき多様な情報が掲載されていますので、その後必要に応じて知識を深めることができます。 初心者は何を知るべきかを分からないので、知識ゼロからの現代農業入門でまずは網羅的に知識を得ることはとても重要だと思います。
知識ゼロからの現代農業入門でちだ的にささったところ

知識ゼロからの現代農業入門は筆者の意見が書いてある本ではなく、農業の歴史や基礎知識、世界情勢などをデータを元に解説してくれる本です。
どのエピソードも丁寧にデータを明示してくれるので納得感があります。
そんな本論に挟まって、コラムが6本書かれています。
コラムはこんな感じです。
- 慣行農業と有機農業の違い
- 本格始動した「機能性農産物」の開発
- 広がるか?「生きものマーク」
- 花で子どもたちの心を育む
- アニマルウェルフェアの考え方
- 草の根運動で広まったフェアトレード
本編が知識ゼロの人に広く農業全般を伝えるという趣旨で書かれています。
一方で、コラムに取り上げられているものは題名を見ても分かる通り著者の方の「優しい気持ち」を基準に選ばれているような気がしてなりません。
そんな中でも、特にちだにささったのは本格始動した「機能性農産物」の開発に書かれている一文でした。
「機能性農産物」の生産が広く可能になれば、農産物の高付加価値化や新規需要につながるのではないかという期待も寄せられており、消費者だけでなく、農業者への波及効果もあるといわれています。
また、農業が「国民の健康を守る」という意識が、よりいっそう高まっていくと思われます。-知識ゼロからの現代農業入門 p76 コラム2「本格始動した「機能性農産物」の開発」より
ご高齢で農業をやられている方々になぜ農業をやるのですか?と聞くとよくこんな答えが返ってきます。
家族に、安心で安全なものを食べて欲しいから
と。
身近な人を思いやる気持ち、優しさ、そんな感情が農業の根幹にはあるのかもしれません。
知識ゼロからの現代農業入門の活用方法

知識ゼロからの現代農業入門はこれを読めば何かができるようになる、というHow to 本ではありません。
あくまでも、農業の素人が農業全般についての知識を得る本です。
これから農業をやろう!
と意気込んでいる人にとってはもしかすると少々遠回りに感じる内容かもしれません。
しかし、農業に関する様々なことを知ることではじめて、今後自分が行くべき道、とるべき方法を考えられるのではないでしょうか。
何を作るか
どうやって作るか
どこで作るか
どうやって売るか
農業をやる上で考えることは様々です。
しかも全部自分で決めることになります。
その判断を誤らないよう、まずは農業について広く知る、それが一番の近道かもしれません。
そして知識ゼロからの現代農業入門はその第一歩であると言えます。
【書評】知識ゼロからの現代農業入門【新規就農/農村起業希望必読!】:まとめ
知識ゼロからの現代農業入門について、まとめます。
なぜこの本をススめるのか、その理由はこちらでした。
- 農業に関する様々なことを広く知ることができる
- 農業のプロが初心者用としてススメるくらいわかりやすい
知識ゼロからの現代農業入門にはこんなことが書いてありました。
- 農業はこうして成り立っている
- 日本の農業を支える人・組織・制度を知る
- 稲作経営の基本と米作りの”いま”を知る
- 野菜・果樹・花弁をめぐる”いま”を知る
- 畜産経営の基本と畜産の”いま”を知る
- 世界の食料事情と日本との関係を知る
- これからの日本農業の可能性と課題を知る
これらによって、農業に関する様々なことを広く知ることができます。
この本を読んで何を知らないのかを知らないという状況を脱することで、よりスムーズに農業の世界へ足を踏み入れられると確信しています。
農業初心者は必読の本です!
農業には興味あるけど、農家ってどうやってなるのよ?と言う方はこちら。

