新規就農をしよう!
でも、実際やってうまくいくのかな?と不安になりますよね。
ネットで調べるといいこと悪いことどちらも極端な話が多いし。
そんな時は、一つの事例を深く掘り下げましょう!
そして掘り下げるのにオススメなのがこの本。
農で1200万円! 「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩をオススメする理由

「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩をオススメするには3つの理由があります。
- 小さな面積での農業を実践している
- 売上、経費、利益などで具体的な数字が示されている
- 実践方法が具体的に書かれている
- 農業のプロもオススメ!
オススメポイント1.小さな面積での農業を実践している
筆者が運営する風来さんの農地の面積は30a(およそ3反)です。
これがどのくらい小さい数字かというと
日本の、風来さんと同じ畑作をやっている農家さんの平均農地面積は
約200a(2ヘクタール)です。-出典:農業がわかれば社会のしくみが見えてくる p127
風来さんが30aに対して農家さんの平均が200aということは、7分の1以下になります。
もちろんあくまでも風来さんの場合は、ですが、こういう事例もあるのだということを知っておくことは重要です。
新規就農する場合、最初は20aから30aの農地で始まります。
初めから風来さんの実績を知っていながら自分なりに工夫するのと
自分でゼロから試行錯誤していくのとでは
自分のスタイルが定着するまでの所要時間が全然違ってきます。作物は年に1回しか育てられません。
まずは自分なりに何度か失敗しながら、なんて時間はないのです!
新規就農者ほどの規模で工夫をしながら収益を上げている風来さんの事例をかなり具体的に知ることができるこれはこの本の最大のメリットですね。
オススメポイント2.売上、経費、利益などで具体的な数字が示されている
農業って儲からないでしょ!
農業だってうまくやれば稼げる!
世の中に溢れている相反する二つの言説。
ネットに流れるこういう話に共通すること。
それは
具体的な数字がないことです。
農業は儲からない = 売上は2000万円あるけど利益がゼロ
なのか
農業は儲かる = 売上500万円だけど利益300万円
なのか。
*数字は適当です。
風来さんの場合は、売上が1200万円、初期投資は143万円だったそうです。
利益も書かれていますが、それはぜひ本を読んでみてください。
この本では、売上や経費、利益といった具体的な数字が多く使われています。
農業ももちろんビジネスなので、数字で捉える必要がありますよね。
でも新規就農する時って知識や経験が不足しているのでなかなか数字で捉えるのが難しかったりもします。
そんな時に事例を具体的な数字で学ぶことができるのはとても有益だと思います。
オススメポイント3.実践方法が具体的に書かれている
ここが個人的に驚きポイントでした。
通常こういう本って、
どうだ、俺様すごいだろ!
俺様みたいにやれば儲かるぜ!ガハハ!!
という独善的で再現性が低い内容が多かったりもしますよね。
でも、風来さんの場合には非常に具体的な実践方法までが書かれています。
なぜその数字なのか
どうやってその数字を達成したのか
どのくらいの期間で目標数字を見積もるか
数字を達成するための計画、手段はどうするか
など、再現性を上げるための方法が書かれています。
書いてある通りにすれば風来さんになれるわけでもなく
別に書いてある通りにする必要もないですが
新規就農者にとって大きな指標になり得ます。あくまでも事例の一つだよ、ということは理解しつつも僕にとっては非常に参考になる本でした。
オススメポイント4.プロが推薦!
元JA(農業協同組合。農業のプロ集団。)職員で現ブロガーのゆかたんさんという方がいらっしゃいます。
僕が

と途方に暮れていた時、ゆかたんさんのツイートを発見したのでした。
ブログ更新!
元農協職員のゆかたんが、超初心者向けに農業のきほんがわかる本を5つ紹介してるよ!
【超初心者向け】元JA職員が選ぶ「農業の基本がわかる本」を5選紹介! – 農LIFE研究所https://t.co/8dU6gpn2oF— ゆかたん / 農学校学長 (@AgriBloger) June 20, 2018
農業に関する本ってものすごく種類があるんですよね。
僕みたいな素人が農業のことを広く浅く知りたいと思っても、何を読んだらいいかわからない。
そこで農業のプロが初心者が広く浅く知るならコレ!と言ってくれているんです。
ありがたーーーーい!
ちだが読んだ、ゆかたんさんのオススメ書籍レビュー
ということでオススメポイントをまとめると
- 小さな面積での農業を実践している
- 売上、経費、利益などで具体的な数字が示されている
- 実践方法が具体的に書かれている
- 農業のプロもオススメ!
となります。
机上の勉強もとっても大事ですが、実践されている方の話も非常に大事ですよね。
僕的にはかなりオススメです。
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩には何が書いてあるのか

「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩にはこんなことが書いてあります。
- 小予算から農をベースに起農する5つの戦略
- 「スモールメリット」でリスク最小・効果最大限!「日本一小さい」を武器にする
- 風来式「栽培・加工・直売・教室」の全技術一挙公開
- 「小さい農」はじめの一歩
- 「農」でパラダイムシフトを起こす
30aで売上1200万円!?すげー!
と売上の金額ばかりに目がいきがちですが、上にも書いた通りこの本の魅力は方法が書かれていること。
全編を通して、数字の報告だけ、というところはありません。
その方法や考え方の本質に触れられる記述に多くのページを割いてくれています。
ありがたいですね。
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩でちだ的にささったところ

「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩はかなり刺さりポイントが多いのです。
少しだけ、チラ見せしちゃいます。
資金も経験も広い土地もない私が、脱サラして農家になるときに決めたことは
・農業の「固定観念」を捨てる
・しっかり「稼ぐ」ことを考える
・農業は目的ではなく「手段」である
ということです。
農業は農産物を育てて売るだけという固定観念から脱却し、農業は田畑を舞台として何をしてもいいと考えると、可能性は無限に広がります。
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩 -p2
農業は田畑を舞台として何をしてもいいってかなりの刺さり具合でした。
農業をメインにしてあれやこれや考えていた自分は間違っていないのだと。
というか、農業ってなんでもアリだよね!とさらに自由度とテンションが高まります。
農業従事者の平均年齢は65歳以上。決してあせる必要はありません。じっくり準備して(副業も視野に入れて)、起農するかどうかを決めましょう。
目標は家族みんなが幸せになること。農はそのための手段にすぎません。そこはブレないでいきましょう。
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩 -p141
何を目標にするかで手段は変わってきますよね。
筆者の方は、そのために物事を常に数字で捉える癖をつけようと繰り返し主張されます。
「現実的」とはズバリお金のこと。
よく「地方だったら、年収200万円あれば心豊かに暮らせる」と言われたりします。確かに、古民家を安く借りたり、自給自足をすればあながちウソではありませんが、なんとかやれるのはひとり暮らしや子どもがいない夫婦の場合です。
中略
夫婦と小さい子供2人の4人家族の場合、世帯年収として最低350万円は欲しいところです。
中略
必要とする最低年収を数字ベースで逆算すると、計画がよりリアルになってきますから、常に数字で考える習慣をまずつけましょう。
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩 -p139,140
そう、田舎の暮らしって実はお金がかかるんです。
生業に農業を組み込むのなら、いつまでに、いくら、どうやって稼ぐか。
最初は難しい(というか僕もまだ完全にできていない)ですが、大雑把な数字ででも考えておくのは必要ですね。
こういった内容以外にも、風来さんの具体的な取り組みや考え方、実践した結果など刺さりポイントが本当にたくさん。
勉強になるだけじゃなくモチベーションも上げてくれるのでやっぱり必読感ハンパないです。
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩の活用方法

「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩を活用する方法として僕が考えるのは、とにかく実践!ですね。
この本を読むと間違いなくモチベーションが上がるので、上がっているうちに色々取り掛かりましょう。
もしあなたが起農を考えているのなら、
農業を通じて人生をどうしたいのかを考え抜く
営農計画を5カ年で作ってみる
試しに畑を借りて
作る
あたりはやりたいところです。
もし都市部に住んでいても、シェア畑で畑を借りてアドバイスをもらいながらまずは作物を育てることに挑戦する!
というのは非常に有意義ですね。
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とにかく、モチベーションが上がっている間にやれることをやりましょう!
【新規就農の好事例!】農で1200万円! 「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩【書評】:まとめ

「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩について、まとめます。
なぜこの本をススめるのか、その理由はこちらでした。
- 小さな面積での農業を実践している
- 売上、経費、利益などで具体的な数字が示されている
- 実践方法が具体的に書かれている
- 農業のプロもオススメ!
「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩にはこんなことが書いてありました。
- 小予算から農をベースに起農する5つの戦略
- 「スモールメリット」でリスク最小・効果最大限!「日本一小さい」を武器にする
- 風来式「栽培・加工・直売・教室」の全技術一挙公開
- 「小さい農」はじめの一歩
- 「農」でパラダイムシフトを起こす
あくまでも、事例の1つです。
しかし、具体的な数字を示してくれて、かつ再現性を高めるための方法も書かれています。
自分の人生を農業を通じてどうしたいのかを見つめて、行動につなげられます。
鵜呑みにしなくてもいいですが、個人的には農業に関わる人は必読かなと思います。
農業には興味あるけど、農家ってどうやってなるのよ?と言う方はこちら。
農業全般について広く浅く知りたいという方は現代農業入門がオススメです。
今は都市部に住んでいる、という方はシェア畑





