2歳の娘を連れて静岡県「伊豆の国市」に移住しましたちだ(@c_dalio)です。
いざ移住するぞ!となると気になるのは「子どもを連れて移住して本当に大丈夫かな」ということですよね。
そこで、実際に子どもを連れて移住した僕が考える、「移住前に必ずチェックしておきたい3つのこと」を挙げてみたいと思います。
移住前チェック:幼稚園、保育園
意外と盲点になるのがここです。本当に盲点です。
田舎は保育園とかガラ空きでしょ
なんて思っていませんか?
空いてません
実際僕は7月に移住しましたが、保育園の入園基準を満たしていたにも関わらずそして「空きがあることはあるのでいけるでしょう」と言われていましたが実際に入園できたのは9月でした。
そして今でも入園を待つ家庭が多く存在します。
これは少子化で保育園を減らしたい行政の思惑、収入確保のため働きに出る家庭の思惑が絡んでいるようです。
地方でも、比較的都市部に見られます。
なので「大まかな移住先」を決めたら必ずその自治体に確認を取りましょう。
- 移住を考えている
- 保育園(幼稚園)の利用を考えている
と伝えれば大まかな見込みを教えてくれる可能性があります。
家族だけで移住するとなればおじいちゃん、おばあちゃんがいない地元の方々よりは保育必要性が上がるので入れる可能性も同様に上がります。
ちなみに伊豆地域だと、シャレオツになってきている「函南町」なんかは保育園はもちろん「幼稚園」でも入るのがかなり難しく越境入学も珍しくないという話を聞いたことがあります。
移住前チェック:車の運転はできますか?
子連れで移住するのに車の運転がどう関係するかって?
そう、送り迎えです。
我が家は妻が運転をしません。
地方は人口密度が低いです。従って、保育園や幼稚園の自宅からの距離も遠くなるのが普通です。
山や坂も多いのです。
自転車の出番は大きく減少します。(でもたまに電動自転車で頑張って送迎してくれますが。)
地方は、車は一家に一台ではなく「一人一台」と言いますがこう言った原因もその一つです。
もしメインで送迎する人が車の運転が苦手な場合、
- 保育園近くの家を借りる
- 運転できる人が送迎するスケジュールにする
などの解決策を事前に考えておく必要があります。
移住前チェック:病院
最後に気になるのが「病院」ですよね。
夫婦間でもこの点については男性側が「気にしなさすぎ」、女性側が「気にする」という傾向にあるようです。
なので、男性側から「この地域の病院事情」について女性側へプレゼンすれば移住への精神的ハードルはぐっと下がるのではないでしょうか。
かかりつけ医
病院についてはかかりつけ医として
- 小児科
- 皮膚科
の2つが車で20分以内にあるかどうか、を確認すればいいでしょう。
■小児科
子どもに何かあったら連れて行くところですね。
居住予定地から20分圏内に複数あるとベターです。先生や院の雰囲気と合う合わないがあるので選択肢を残してあげる提案ができると安心されるでしょう。
■皮膚科
地方の虫をなめてはいけません。
大量発生します。
外遊びの機会も増えるので常時露出している肌がダメージを受ける確率もグンと上がります。そこで先回りして
「こういうリスクがあるので、皮膚科も調べておいた」
と言えればやはり安心してもらえるのではないでしょうか。
中核病院の確認
「もし大き目の病気や怪我をしたらどうなるの?」
という不安にも応えておきましょう。
「中核病院」を抑えます。
中核病院とは厚生労働省によると以下のように定義されています。
高度に専門的な知識や経験が要求される等、実施に困難を伴う 治験等を計画・実施できる専門部門及びスタッフを有し、基盤が 整備された病院
ごく簡単に言うと、その地方で何かあったらうちがみるぜ、というところですね。
伊豆の国市でいうと順天堂大学付属病院がそれに該当します。
各地方の中核病院は以下のサイトで検索が可能です。
「じゃあ中核病院の近くに住まないといけないの?」
そんなことはありません!
なぜか。
それは中核病院くらいの規模になると、ヘリコプター!が備えてあることも多いからです。
なので、もし相当の田舎に住んだとしても万が一の緊急時には病院の判断で「ヘリコプター」が出動されることもあります。
その速度はかなり早く、40kmの距離でも15分くらいで到着できるほど、だそうです。
ここまで話せばかなり安心できるのではないでしょうか。
子どもを連れて移住!そんな時に必ずチェックするべき3つのこと:まとめ
それでは、子どもを連れて移住する際にチェックするべき3つのことのまとめです。
- 幼稚園、保育園が空いているのかを確認しよう!
田舎だからって空いているとは限りません。 - 車は二人とも運転できますか?
送迎は意外と大変です。できなら対策を! - 病院を確認しよう!
かかりつけ医と中核病院の2種類を確認しておこう!
いかがでしたでしょうか。
東京も楽しいけど、地方も自分次第でとっても楽しい生活ができます。
家族みんなで楽しく移住ができることを祈っています。
以上、「子どもを連れて移住!そんな時に必ずチェックするべき3つのこと」でした。