地域おこし協力隊のお給料、条件は全てインターネットに公開されているのであけすけに書けますが、僕の場合は166,000円です。
別途5万円までの家賃補助と2万円の車両費が出ます。
ただ「個人事業主」扱いになるので、ここから自分で年金と保険を支払う必要があります。
一方、副業も可能です。
この条件が良いか悪いかは人それぞれですが、この収入一本ではかなり生活がきついので他に収入を得る手段をできれば複数確保する必要があります。
また、これまで仮想通貨についてニュースやネットで情報を入手することはありましたが本格的に勉強をすることはしませんでした。
ということで
「今さら聞けない ビットコインとブロックチェーン」
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を読んでみました。
各章の見出し
- ビットコインって何なの?
- ビットコインの仕組みはどうなっているの?
- ビットコインの安全性や法整備はどうなっているの?
- 仮想通貨とブロックチェーンはどこまで広がるの?
- フィンテックが実現する未来とは?
何が書いてあるのか
- ビットコインと普通のお金やクレジットカード、電子マネーとの違い
- ビットコインの入手方法
- ビットコインを利用するメリット
- ビットコインの技術的な仕組みをわかりやすく
- よく言われるリスクへの説明(盗まれない?法律はどうなっている?など)
- ビットコイン以外の仮想通貨紹介
- フィンテックに関する簡単な説明
感想
「つまり、ビットコインって何なの?」
という疑問を解消するにはとても良い本だと思います。
また、
「ビットコインは知っているけど、技術的なこと、っていうかブロックチェーンってなに?」
という人には、ごくごく簡単なブロックチェーンの概念が説明されているのでやはり必要十分だと思われます。
ビットコインや他の仮想通貨を実際に購入、利用、売却する時にはこの本に載っている技術的知識で十分対応できそうです。
もちろん、さらに突っ込んだことを学んでより深く仮想通貨の理解を深めることも有益でしょうが。
一方、すでにビットコイン取引をしていてかつブロックチェーンの知識も最低限ある人、はあまり得るものはないかもしれません。
ということで、仮想通貨の入門書としてはとても優秀なのじゃないかなと判断します。
個人的には、「マイニング」の概念を全く理解していなかったので
「新しい取引が一定個数入った新しいブロックを過去のすべての取引記録が記載されたチェーンの最後尾にガチャンとはめ込むための鍵を見つける作業」
というセリフが刺さりました。そしてその後記載されている具体的な作業内容についても非常に平易に書かれているので理解が進みやすいと思います。
著者について
著者である「大塚雄介」さんは仮想通貨の取引所でも日本有数であるコインチェック

の運営者なので、当然仮想通貨について悪いことは書かないですよね、というのがこの本を読む前提になります。
とは言え、ビットコインを知らない人間が持ちがちな
「マウントゴックス事件とかあったけど大丈夫なの、セキュリティとか」
「実態が無いのに価値があるとか意味わからないよ」
と言った疑問について丁寧に解説をしてくれているので、「ビットコインを買うように誘導される!」という過度な不安は持つ必要はないでしょう。
まとめ
- 仮想通貨初心者は必読
- この本で知識のベースを作れば、他の本、ネット等での情報理解が容易になる
- 筆者が仮想通貨取引所を運営しているが、そこまで構えて読む必要なし
サラリーマン辞める前に読んでおけばよかったな…
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